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ピンクコンパニオン ドライバーこぼれ話(7)

ある日、事務所のデスクの電話が鳴る。
私が電話に出しました。
それからの電話の内容です。
私:もしもし、コンパニオン派遣の桃色の王様です。
相手(女 以降 女とする):おずおずの雰囲気で、あのーそちらは女性を派遣してくれる所ですか?
私:その通りです。ご希望の場所にコンパニオンを派遣致します。
女:あのう、どんな場所とは、何処ですか?
私:居酒屋とかカラオケルームにも派遣いたします。
女:あのう、スナックでも大丈夫ですか?
私:スナックに個室があれば可能です。
女:ちょっと、変わったお願いがあるのですが・・・・
私:どんな、ご要望でしょうか?
女(声を落として):実は、私は夫と是非離婚をしたいのです。
そのために、女性(コンパニオン)から、私の夫に声を掛け、逆ナンをしてほしいのです。
私:それは、どう言う意味ですか?
女:私が興信所を手配するので、私の夫が女性を口説いている場面を、盗撮します。
私:そうすると、浮気の現場を演出するという事になりますが、そうですか?
女:そうなんです、夫が女性(コンパニオン)と浮気をしている証拠を作るのです。
私:それは、浮気のでっち上げになりませんか?
女:それでも構いません。
どうしても、浮気の証拠を押さえて(偽造でも)、離婚に持って行きたいのです。
私:私共は、商売で女性を派遣しますが、浮気の争議に関わる様な事は出来ません。
女:お願いです。どうしても、浮気の証拠を押さえて(偽造でも)、離婚に持って行きたいのです。
私:いやぁ・・・、そんなに頼まれても、裁判にでも成ったら、こちらの行為は許される物ではありませんので、
裁判になったら、あなたが負ける事になりますよ。
女:でも・・、こんなに頼んでもダメですか?
私:はい、社会常識を逸脱するような行為は、当方では受けかねます。
女(未練たらしく):そうですかぁ、だめですか?、本当にだめですか?

これで、電話がきれました。
皆さん、私の会社は、女の子(コンパニオン)を派遣しますが、社会常識を逸脱するような、
演出は一切行いませんので、上記のようなお考えの方がいらっしゃっても、ご期待にはお答えできません。

 

 

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